アミノ酸と薄毛、抜け毛の関係は?
髪の毛の主成分をご存知でしょうか???
髪の毛の主成分はアミノ酸なのです。
髪の毛を燃やすと、硫黄のような臭いがします。髪の毛は、沢山のアミノ酸からできており、その中でも最も多いのが、硫黄を含むアミノ酸で、シスチンと言われるものです。
シスチンは、体内でメチオニンからも合成されますが、このメチオニン自身は、体内で合成できないアミノ酸からできています。つまり、シスチン、メチオニンを多く含むたんぱく質を食事、サプリメントで摂取しない限り、髪の毛を作ることができなくなります。
たんぱく質は、いくつものアミノ酸から構成されていますので、髪の成長、薄毛、抜け毛対策のためには、たんぱく質を多く取れば良いことになります。
そして、たんぱく質には、「植物性たんぱく質」と「動物性たんぱく質」があります。
植物性たんぱく質は、穀類や豆類など、植物性食品の中にも多く含まれています。特に大豆は、多くのアミノ酸を含んだ良質のたんぱく質ですので、多く摂取するよう心がけましょう。
動物性たんぱく質は、肉、魚などで多くのアミノ酸が含まれていますが、食品によっては、とり過ぎると皮脂線を刺激してしまいます。
皮脂腺が刺激されると、血液中のホルモンが過剰に毛髪へ取り込まれてしまうため、毛根が衰え、薄毛、抜け毛と発展してしまいます。
そのため、肉類が好きな人も、肉の摂取回数、量を減らす努力が必要でしょう。肉類を摂取する際も、脂肪分の少ないところを選んで摂取するように心がけましょう。
薄毛、抜け毛対策のためには、植物性たんぱく質を多く取得すると良いでしょう。
また、アルコールの取りすぎは、アミノ酸を減少させるため、薄毛、抜け毛の原因となってしまいますので、飲み過ぎには注意しましょう!
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